いま、大和の人として「美しく 生きる」

楽しみにしていた今野華都子先生の最新刊「いま、大和の人として 美しく生きる」が届きました。目で見える世界から目では見えないスピリットの世界のことまで、読みながらの楽しいトリップにあっという間に一読いたしました。

「気づいた者から先にさせていただく」

この言葉の意味は具体的にどういうことなのだろう。「洗顔洗心塾」の後、ご参加いただいた方に訊ねられたことがあります。それは、その方がお買い上げになられた本に、先生が書いてくださった言葉でした。先生はその時その時、その人にとって最もふさわしい言葉を贈って下さいます。


「神は、宇宙は、空想や妄想の中にあるのではありません。

名を得ようとも、利を得ようとも思わず、ただ自己の本文を、自らの受け持ちを実行する、まさにそこにあるのです。ままごころを持ってする仕事は必ず実を結び、何人かが必ずその真心を感じます。それを感じ、解った人から先にやるのです。先に解らせてもらったのだから、それだけ余計にやるのです。」

                          今野華都子 著 「いま、やまとの人として 美しく生きる」より~抜粋


わたしは訊ねられた時、その時のその方にとっての大切な言葉が贈られたのだと思っていました。けれど、今にして思うと、それは同時にわたしが心を開いて聴かなければならない言葉だったのでした。

間もなく、その方がサロンにお見えになられます。読み終えたばかりの本、そしてこれから何度も繰り返し読むであろうこの本を、喜びをシェアできる。そう思うと胸が高鳴ります。ひとつの滴が水面に美しい波紋を次々広げていくように、わたしもごくごく身近なところから美しい波紋を広げて行けたらと思います。